院長のメモ帖
2012年9月13日 木曜日
いまさらBarracuda 7200.11がクラッシュした
最近Windows 2012 Serverの試用版を試しているのですが、そのために立ち上げたテストマシンのHDDが認識されなくなりました。
マシン自体は最新のXeon E3.V2なんですが、ハードディスクは手元にあった古い使用済みのものを適当に組み込んでRAID10で運用していました。スマート値(代替えセクタ数)が怪しい感じが少しあったんですが、気にせずに使っていたら突然Rapid Storageマネージャーに警告が出て1台のHDDが使えなくなったとのこと。
とりあえず、データーだけほかのサーバーに移した後、故障したHDDをひっこ抜いてみたらSeagateのBarracuda 7200.11でした。なんとなく記憶があったので検索すると、いわゆるファームウエア異常でSeagateブランドが失墜した原因となった例のHDDではないですか!
まあ、RAID10していたのでデーターロスもないし、そもそもテストマシンですのでクラッシュしてもかまわないと思って古いHDDを使ったわけですが、これは経年劣化なのかロック現象なのか…まあ、これ以上使おうとはさすがに思わないのですが、Seagateのこの不具合関連ページはすでに閉鎖されていて原因追求はできなさそうです。
それにしてもCrystal Disk Info 5.0はいいですね。RAIDボリュームに対応するようになってエンタープライズ用途にも使えるようになりました。RAIDボリュームこそ重要データーが入っているのでSMARTの確認をしたかったのに、対応していなかった前バージョンまでだと突然RAIDが劣化して慌ててHDDの交換作業をしていましたが、5.0になってからはある程度先手が打てます。
さて、この記事をアップしようとしていたら、他のサーバーのRAID10にも劣化ボリュームが発生しました。同じ日に2台も壊れるなんてすごい偶然だなと思って調べてみたら、なんとこれもSeagateで一つ世代の新しいBarracuda 7200.12でした。これもスマート値(代替えセクタ数)が高めで推移していたのでなんとなくおかしいとは思っていたのですが、これもロック現象なのでしょうか。とりあえず、さっきばらしたテストサーバー上のHDDの中でSmart値がオールグリーンだったWDのHDDと交換しました。しかし、このサーバーにはもう2台同じHDDが載っていてやはりSmart値が不気味な状態なので、これも早急に交換する必要がありそうですが、そのうち一つはNon-RaidのBoot Diskなのでちょっと大がかりな換装が必要です。連休はこの作業に追われそうです。
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