院長のメモ帖
2013年7月18日 木曜日
Windows 2012 の エラーログ
しばらく、Windows Server 2012をほかったままで管理せずにおいたらいろいろエラーログがたまっていました。
1)システムログ disk 153 「IO操作が再試行されました」
即対応したのは、システムログのソース: disk、ID 153の警告で「IO操作が再試行されました」というやつです。毎日0:30と12:30にこの1か月ほど毎日記録されていて、どうもバックアップのタイミングで起こっていたようです。当該ディスクはおそらく記憶域プールを構成している4台のHDDのうちの一台と思われ、CrystalDiskInfoで確認したところ、一台のHDDのみC7 UktraDMA CRC エラー数がやたら高くなっていたので、このHDDのトラブルと断定して交換しました。その後このイベントは記録されなくなりました。
記憶域プールのHDDを交換したのはこれが初めてでしたが、simpleディスクはHDD交換に全く対応できないんですね。残ったディスクで容量を十分カバーできるのなら、HDDの削除時にはsimpleディスクのデーターをほかのディスクに移動させることぐらいできるといいなあと痛感しました。
2)アプリケーションログ usbperf 2001「usbperf\Performance キーの "First Counter" 値を読み取れません。ステータス コードはデータで戻されました。」
これは5分から10分おきに頻繁に記録されていました。管理イベントを埋め尽くす勢いで記録されていました。これは、Microsoftサポートに対処法が記載されていたので、その指示通り以下の二つのコマンドを入力したところ解消されました。
copy "C:\Windows\inf\usbhub\usbperfsym.h" "C:\Windows\inf\usbhub\0411\usbperfsym.h"
まだまだ、エラーログはあるので、対処後また追記したいと思います。
1)システムログ disk 153 「IO操作が再試行されました」
即対応したのは、システムログのソース: disk、ID 153の警告で「IO操作が再試行されました」というやつです。毎日0:30と12:30にこの1か月ほど毎日記録されていて、どうもバックアップのタイミングで起こっていたようです。当該ディスクはおそらく記憶域プールを構成している4台のHDDのうちの一台と思われ、CrystalDiskInfoで確認したところ、一台のHDDのみC7 UktraDMA CRC エラー数がやたら高くなっていたので、このHDDのトラブルと断定して交換しました。その後このイベントは記録されなくなりました。
記憶域プールのHDDを交換したのはこれが初めてでしたが、simpleディスクはHDD交換に全く対応できないんですね。残ったディスクで容量を十分カバーできるのなら、HDDの削除時にはsimpleディスクのデーターをほかのディスクに移動させることぐらいできるといいなあと痛感しました。
2)アプリケーションログ usbperf 2001「usbperf\Performance キーの "First Counter" 値を読み取れません。ステータス コードはデータで戻されました。」
これは5分から10分おきに頻繁に記録されていました。管理イベントを埋め尽くす勢いで記録されていました。これは、Microsoftサポートに対処法が記載されていたので、その指示通り以下の二つのコマンドを入力したところ解消されました。
copy "C:\Windows\inf\usbhub\usbperfsym.h" "C:\Windows\inf\usbhub\0411\usbperfsym.h"
lodctr "C:\Windows\inf\usbhub\0411\usbperf.ini"
まだまだ、エラーログはあるので、対処後また追記したいと思います。2013年6月22日 土曜日
移動プロファイルについての覚書
今、Windows 8のユーザー環境,特にユーザープロファイルについていじっているので,せっかく調べたのに忘れそうな手順についてここにメモします。
移動プロファイルとプライマリーコンピューター
Windows8からは、グループポリシーのコンピューターの構成/ポリシー/管理テンプレート/システム/ユーザープロファイルに「プライマリ コンピューターにのみ移動プロファイルをダウンロードする」という項目が増えて、これを有効にしたPCには既定で移動プロファイルがダウンロードされません。
このPCに特定のユーザーの移動プロファイルのダウンロードを許可するためには、アクティブディレクトリの当該PCのプロパティを開いて属性エディターでdistinguishedNameをコピーし、これを対象ユーザーのプロパティ・属性エディターのmsDS-Primary Computerに張り付けて追加すればOK です。
移動プロファイルとプライマリーコンピューター
Windows8からは、グループポリシーのコンピューターの構成/ポリシー/管理テンプレート/システム/ユーザープロファイルに「プライマリ コンピューターにのみ移動プロファイルをダウンロードする」という項目が増えて、これを有効にしたPCには既定で移動プロファイルがダウンロードされません。
このPCに特定のユーザーの移動プロファイルのダウンロードを許可するためには、アクティブディレクトリの当該PCのプロパティを開いて属性エディターでdistinguishedNameをコピーし、これを対象ユーザーのプロパティ・属性エディターのmsDS-Primary Computerに張り付けて追加すればOK です。
2013年6月17日 月曜日
移動プロファイルとDFSとWindows 8
Windows Server 2003を導入してから、クライアントPCでは一貫して移動プロファイルを使ってきました。ローカルプロファイルと比べるとちょっとしたトラブルが起こって管理の手間があるのは否めませんが、クライアントPCのディザスタリカバリングという点では圧倒的に手間がかからないし、仕事場のPCと自宅のPCで常に同じ設定をつかえる利便性は非常に優れています。
クライアントOSのバージョンアップに伴い、今までも少しずつはトラブルがありました。それでもXP -> Vista -> Windows7への変更では、同時に新旧のPCを使っても致命的なトラブルはなかったのでこれまで10年ぐらいこの環境をやめようとまで思ったことはありませんでした。
ただ、Windows8はちょっと曲者です。実験的に自宅のPCのみWindows8に変更して使っていますが、大きなトラブルが生じていてローカルプロファイルに変更しようかと迷っています。いくつか困っていますが、スタートアップ時にDFS経由のネットワーク接続がなかなかつながらない点です。
スタートアップ直後にログインすると、サーバー名ベースの共有は普通につながるのですが、DFS名前空間経由のネットワーク接続はつながりません。3分ぐらいすると、接続が可能になるのですが、移動プロファイルをDFSに格納してある場合、サーバーコピーを無視してログインするので困っています。起動後3分ぐらい待ってからログインするとこの現象は起こりません。
たぶん遅延起動になっているサービスが悪さをしているような気がします。いろいろ調べてみる必要がありそうです。
クライアントOSのバージョンアップに伴い、今までも少しずつはトラブルがありました。それでもXP -> Vista -> Windows7への変更では、同時に新旧のPCを使っても致命的なトラブルはなかったのでこれまで10年ぐらいこの環境をやめようとまで思ったことはありませんでした。
ただ、Windows8はちょっと曲者です。実験的に自宅のPCのみWindows8に変更して使っていますが、大きなトラブルが生じていてローカルプロファイルに変更しようかと迷っています。いくつか困っていますが、スタートアップ時にDFS経由のネットワーク接続がなかなかつながらない点です。
スタートアップ直後にログインすると、サーバー名ベースの共有は普通につながるのですが、DFS名前空間経由のネットワーク接続はつながりません。3分ぐらいすると、接続が可能になるのですが、移動プロファイルをDFSに格納してある場合、サーバーコピーを無視してログインするので困っています。起動後3分ぐらい待ってからログインするとこの現象は起こりません。
たぶん遅延起動になっているサービスが悪さをしているような気がします。いろいろ調べてみる必要がありそうです。
2013年6月 3日 月曜日
タブレットPCのインパクト
最近、ブログをぜんぜん更新していなかったので、ちょっとだけ書きます。
なぜ、更新してなかったかといえば、春は動物病院の繁忙期で、フィラリア予防や狂犬病予防注射があって、忙しかったというのが主因です。でもそれに加えて、かんなが幼稚園に行きだしたのをきっかけに生活リズムや環境が変化したなんてのも理由に上がるでしょう。
しかし、もっとも重要なのはWindowsタブレットと自炊電子図書のせいで、私の余暇行動が変わってしまったというのが最も大きいかもしれません。前回、自宅中の本をスキャナで取り込んで電子化している話を書きましたが、まだ終わっていません。出来上がったPDFをカウントすると1126ファイルあります。しかし、上下巻などは、1つのファイルにまとめているので冊数的にはもっとあるはずです。まだ文庫本だけでも100冊ぐらい、コミックは数百冊あります。
デスクトップパソコンの前にいるときは、少しでも暇があれば、自炊作業してますから、昔ならサーバーの管理やブログを書いていた時間が自炊時間に代わっています。
そして、一番重要なのは、これまでは余暇時間の大半はデスクトップPCの前に座っていたのが、いまではタブレットPCをもって寝転んでいる時間に代わってしまいました。キーボードのないタブレットでクリエイティブな行動は当然とらず、自炊した電子本をせっせと読む時間に代わっています。これは、読書が趣味だと言っていた学生時代に戻ったような気がします。
PCがインターネットにつながるようになってPCとの付き合い方が一変しましたが、タブレットPCもPCとの付き合い方を一変させる力を持っているようですね。この辺深く考察すると面白そうですが、そろそろタブレットで読書をしたくなってきたのでこのへんでやめます。
なぜ、更新してなかったかといえば、春は動物病院の繁忙期で、フィラリア予防や狂犬病予防注射があって、忙しかったというのが主因です。でもそれに加えて、かんなが幼稚園に行きだしたのをきっかけに生活リズムや環境が変化したなんてのも理由に上がるでしょう。
しかし、もっとも重要なのはWindowsタブレットと自炊電子図書のせいで、私の余暇行動が変わってしまったというのが最も大きいかもしれません。前回、自宅中の本をスキャナで取り込んで電子化している話を書きましたが、まだ終わっていません。出来上がったPDFをカウントすると1126ファイルあります。しかし、上下巻などは、1つのファイルにまとめているので冊数的にはもっとあるはずです。まだ文庫本だけでも100冊ぐらい、コミックは数百冊あります。
デスクトップパソコンの前にいるときは、少しでも暇があれば、自炊作業してますから、昔ならサーバーの管理やブログを書いていた時間が自炊時間に代わっています。
そして、一番重要なのは、これまでは余暇時間の大半はデスクトップPCの前に座っていたのが、いまではタブレットPCをもって寝転んでいる時間に代わってしまいました。キーボードのないタブレットでクリエイティブな行動は当然とらず、自炊した電子本をせっせと読む時間に代わっています。これは、読書が趣味だと言っていた学生時代に戻ったような気がします。
PCがインターネットにつながるようになってPCとの付き合い方が一変しましたが、タブレットPCもPCとの付き合い方を一変させる力を持っているようですね。この辺深く考察すると面白そうですが、そろそろタブレットで読書をしたくなってきたのでこのへんでやめます。
2013年4月 3日 水曜日
自炊に、はまってます
このところ自炊にはまっています。
自炊といってもご飯の自炊ではなく、本の自炊です。
タブレットPCでためしに電子ブックを購入して読んでみたら意外に読みやすくて、また風呂の中や真っ暗なところでも読めるので思い切って家中の本を電子化することにしてPFU ScanSnap iX500を購入しました。裁断機はとりあえず前からあった12枚のコピー用紙を裁断できる安物を使っています。
とりあえず文庫本だけで1000冊ぐらいありますが、この2カ月暇なときはずっと本の裁断・読取・編集を続けた結果600冊以上は取り込めました。おかげでこのブログの更新も忘れていました(-_-;)
PFU ScanSnap iX500はかなり優秀で、白黒で読み込むと水で濡れてしわしわになった文庫もきれいに取り込めてかえって読みやすくなりますし、少しぐらい茶変したページもきれいに取り込めます。ただ25年以上経過した昭和の文庫本はさすがに茶変がひどくてノイズが入ります。特に1行ぐらいしか印刷されていないページを苦手とするようです。
この画像は、40年以上前の文庫をカラーで読み込んだ結果ですが、ページ全面が色焼けしています。
この画像を白黒で取り込むと、もうなにがなんだかわからないくらいノイズまみれになります。
グレーで読み込めば、文字はわかるようになりますが、焼け方のひどいところは残ってしまいますし、画像サイズが10倍になってしまうのでなるべくなら白黒で読み込みたいところです。
ところが、このように焼け方の一番ひどい隅っこにペンで線を入れて読み込みますと、
あらふしぎ、ノイズがきれいに消えてくれます。この状態なら付属のソフトで隅っこをトリミングすればきれいなページが出来上がります。この方法を見つけてから読み込み効率がかなり上がりました。