院長のメモ帖
2013年4月 3日 水曜日
自炊に、はまってます
このところ自炊にはまっています。
自炊といってもご飯の自炊ではなく、本の自炊です。
タブレットPCでためしに電子ブックを購入して読んでみたら意外に読みやすくて、また風呂の中や真っ暗なところでも読めるので思い切って家中の本を電子化することにしてPFU ScanSnap iX500を購入しました。裁断機はとりあえず前からあった12枚のコピー用紙を裁断できる安物を使っています。
とりあえず文庫本だけで1000冊ぐらいありますが、この2カ月暇なときはずっと本の裁断・読取・編集を続けた結果600冊以上は取り込めました。おかげでこのブログの更新も忘れていました(-_-;)
PFU ScanSnap iX500はかなり優秀で、白黒で読み込むと水で濡れてしわしわになった文庫もきれいに取り込めてかえって読みやすくなりますし、少しぐらい茶変したページもきれいに取り込めます。ただ25年以上経過した昭和の文庫本はさすがに茶変がひどくてノイズが入ります。特に1行ぐらいしか印刷されていないページを苦手とするようです。
この画像は、40年以上前の文庫をカラーで読み込んだ結果ですが、ページ全面が色焼けしています。
この画像を白黒で取り込むと、もうなにがなんだかわからないくらいノイズまみれになります。
グレーで読み込めば、文字はわかるようになりますが、焼け方のひどいところは残ってしまいますし、画像サイズが10倍になってしまうのでなるべくなら白黒で読み込みたいところです。
ところが、このように焼け方の一番ひどい隅っこにペンで線を入れて読み込みますと、
あらふしぎ、ノイズがきれいに消えてくれます。この状態なら付属のソフトで隅っこをトリミングすればきれいなページが出来上がります。この方法を見つけてから読み込み効率がかなり上がりました。